ブルネイ・テンブロン自然公園・リバーサイドキャンプ 山の民イバン族の人々と共に

ブルネイの中心地であるバンダ・セリ・ベガワンと、熱帯雨林のテンブロン自然公園とを、陸路でつなぐ大橋が、開通しました。

これまでの、小型のボートで川をトコトコと遡るルートに比べると、格段に便利になっています。

45分ほどでテンブロン自然公園に入る
いきなりジャングルとなる

車はもちろん4WD。

ブルネイ・テンブロン自然公園は、ボルネオ島の宏大な熱帯雨林の一部を占めています。 しかし、これまで観光用に開発されたウル地区以外は、外部の人たちにとっては決して簡単には立ち入ることのできない、手付かずの大自然が広がっています。ときには高さ40メートルを越す双葉ガキなどの高木が分厚く生茂り、空をほとんど完全に遮ってしまっているため、GPSなどは効きません。

数年前にこの地域に墜落した、シンガポール国籍のヘリコプターも、捜索することが叶わず、そのままになっているとか。

そんな熱帯雨林のなかで、永く世代をつなぎ暮らしてきた、山の民イバン族の人々の助けを借りて、テンブロン・リバーサイドキャンプを敢行しました。

まずは、リバーサイドの手頃な場所を見繕い、キャンプを設営する。 火の準備を行う。

今回のキャンプリーダーは、イバンのベテラン、カシム兄がつとめてくれた。

食事の支度をする。 今日はイバン族のご馳走、元祖バンブーチキンだ。 竹を切り、地鶏を焦がし目にさっと焼き、川の水で洗い、様々な香辛料と混ぜ、最後に大量のタピオカの若葉を揉んで、ボルネオ蘭の花を加え、竹筒に詰める。 そして火にかざす。 ここでも料理長は、カシム兄だ。

上の写真のうち、チキンを焼いてくれているのがイバンの若手、ジャイ。 定番の、腰の山刀がかっこいい。 もちろん手作りだ。

そして、川で遊ぶ。 水が心地よい。 小魚が寄ってくる。 ドクターフィッシュが体をつつく。 岸辺には花が咲き、鳥の声が聞こえる。 蟻と共生する植物がいる。 地には色鮮やかな虫たちがいる。 あたりは大自然の様々な生き物で溢れている。

川でとれた魚も夕食に加わった。 話が尽きない。

翌朝、川の瀬音を聞いて目覚める。 雨は降らなかった。 朝食は、少し趣向を変えて、トマトソースパスタにした。 足りなかったので、なんとなくジャンキーに、ミーゴレンをさくっと追加する。

朝食後は、また水の中に入ったり、あたりを散策したりして過ごす。 するとそのうち、イバン族の親戚一同・老若男女が、大勢で何処かしらから現れてきて、いつしか川辺は大賑わいになってしまった。 ここでまた、飲んだり食べたり、そして話がやはり尽きなかった。

つづく。。。

投稿者:

さわみしん

ボルネオ島の出入り口、ブルネイにいます。世界最古の生態系を誇る熱帯雨林を背に、前に南シナ海が開けています。ここはアジア・モンゴロイド圏のほぼ中央に位置し、古くより四方との交易の要所の役割を果たしてきました。 そして多くの民族や文化の交わりが幾多の波乱の歴史を産み、今もその躍動は継続しています。 南方にはスンダ列島、そしてはるか東方には台湾や日本が臨まれます。 

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