五臓

心は神、君火として在り、よって静、大陽にして、しかし炎上を常とす。

然るに呼気を撓らせ、足心へ降ろせば、火が燃え、離れ、循環す。

肝腎と交わり補、よって既濟。

肺は魄、そして金、陰にして雌、隔上に浮かぶ。

限りなき呼気により出でて、考を尽くす、気の行い。 

肝は魂、そして木、陽にして雄、隔下に沈む。

吸気により自ず入り、心に登り、交わって補、されば既濟。

相火として在り、ゆえに動、せせらぎに迅発の雷あり、攻め、進み、果たす。

腎は精、且つ志、水にして大陰、よって月の如く、吸気により浸み入り、心に登り、火に補って既濟。

相火として在り、ゆえに動、海底に飛騰の龍潜み、喜び、悩み、鎮む。 

脾は意、しかる故勁き智、されば良き土にして、陰陽の狭間にあり。

至誠の振る舞い、永遠の命の営み。

(白隠禅師、夜船閑話より©️2019さわみしん)

投稿者:

さわみしん

ボルネオ島の出入り口、ブルネイにいます。世界最古の生態系を誇る熱帯雨林を背に、前に南シナ海が開けています。ここはアジア・モンゴロイド圏のほぼ中央に位置し、古くより四方との交易の要所の役割を果たしてきました。 そして多くの民族や文化の交わりが幾多の波乱の歴史を産み、今もその躍動は継続しています。 南方にはスンダ列島、そしてはるか東方には台湾や日本が臨まれます。 

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