64卦の解き明かし(全) 

  1. 乾為天 水を尽くす 余地なきにまで 全てを赦す 陽が天を為す 龍が眼見開き 雷が充ち 激しき陽の極み 
  2. 坤為地 良き土は全容の道 深く息を継いでゆくのだ 気付けば方位がある 陰の極み 月光のごとくに
  3. 水雷屯 芽ざし水が震え起つ いのちが生まれているのだ 遠い雷鳴に驟雨の予感が粟立つ 恐れることはない 信を持って行くのだ
  4. 山水蒙 驟雨が降り来たり 道をなす しかし未だ昏い 限りなく激しく悩むのが良いのだ さればほのかな明かりが灯る 
  5. 水天需 強き意思に さらなる雨が降り注ぐ 灯明を信じ 乾ききり 吐くまでに激しく悩むのが良いのだ
  6. 天水訟 天は遠く 降り注ぐ雨は続き 時局は自ずと軋轢を生ず あらねばならぬ次局へ 動悸が波打つ
  7. 地水師 地深く 水脈が導いている 軋轢を経れば 命の連鎖がある 類が生まれ 国ができる
  8. 水地比 揺るぎなき しかし瞬間の 和が生まれる そして智を導く しかし道は昏くそしてしかも浅い
  9. 風天小畜 智が携える 意思が道を養う 束の間のことと 心してかかれ 風は乱を生ず
  10. 天沢履 智が強く 舞いを踏み 華やぎて発展 すでに乱の予兆あり
  11. 地天泰 腹定まり 束の間の 恒常のごとく 撓やかな息を 継いで行くがいい 
  12. 天地否 息を継ぎ 静脈を迸す 激しき交 内にあり よって束の間の閃光
  13. 天火同人 交なり しかし撓やかな炎を絶やすな 熱き智が導く
  14. 火天大有 激しき息遣い 激情の謙 多きひとが 靡いている
  15. 地山謙 揺るぎなき焔慧 厳かな行いとして 謙の道を辿れ されど油断はできない
  16. 雷地豫 ひとが集う 良き土の 日々の行い されば天が導き 縁が生ずる
  17. 沢雷随 喜びはすでに危うい 謙を震わせつつ 彷徨う これが無限の錬磨なのだ
  18. 山風蠱 こころ定まらず 道定まらず 蠢く魑魅魍魎 されば ともに舞うがいい
  19. 地沢臨 されば地に光明 いのちの兆しあり 進め
  20. 風地観 向くところ定む 義あり 地動く 深き息を継いでゆけ
  21. 火雷噬嗑 不可測あり 呼気尽きることなく されば道拓けん 
  22. 山火賁 揺れ燃え 而して道あり 故に破 怠ることなく  
  23. 山地剥 月光燦々 荒野のごとく 仰ぎ見て一縷の長息 温かき石群かな
  24. 地雷腹 息整えれば 腹に萌す 新しき山野初め されば勇なり
  25. 天雷无妄 萌あり 誠あれば そこに道あり
  26. 山天大畜 大道なれば 進むがいい 深い息を継ぎつつ 行く手に雷光
  27. 山雷頤 道が始動している 黙々と 学び 進め
  28. 沢風大過 遅々として学び しかし 乾きながらも 行くがいい 
  29. 坎為水 悩み溢れ よってここで游べ 行く手萌え 遥かなる雷動
  30. 離為火 なんと燃え盛るではないか されば 粛々とここで舞え
  31. 沢山咸 靡く 求めている 天に向かって舞え 支え導きながら
  32. 雷風恒 力強く震えて行け 而して恒  
  33. 天山遯 剥離してゆく これは されば行え
  34. 雷天大壮 今こそと おおらかに ここで舞え
  35. 火地晋 厳かな光明 燃え
  36. 地火明夷 耐えよ 光明を見つめ 絶やすことなく されば兆し
  37. 風火家人 温かき火に 持ち寄れば 定む
  38. 火沢睽 火盛ん おさまらず 
  39. 水山蹇 腹あれば これにて補とし されば交なる
  40. 雷水解 さらに震え悩み、激しく揺れよ 而して兆解く
  41. 山沢損 恐るな克己 されば起ち 踏み 舞わん
  42. 風雷益 道しかと定む 一閃の微風 遠き野まで行かん 
  43. 沢天夬 腹すえ 深き息にて前へ しかしこれは序
  44. 天風姤 なんという逆転 揺らぐ智 水無ければ 慎みをしかと抱いて行くべし 
  45. 沢地萃 心置きなく 厳かに抱き そして舞え 玄丹あり 
  46. 地風升 ゆく道を司るものあり 天ならずも 胸暖かく喜び 
  47. 沢水困 枯れ 踏み 道を求めよ
  48. 水風井 削りこみ 真我を持ちてのち 浮遊す
  49. 沢火革 誠あり よって起ち動き されば天に赴く
  50. 火風鼎 動き定め 行け 淡々着々と 行くがよい
  51. 震為雷 胎動あり されば淡々と交す
  52. 艮為山 欲剥がれ よって自ずから解
  53. 風山漸 道定む されど火水の相克は止まず
  54. 雷沢帰妹 舞い悶え 必ずや 戒めて行くのだ
  55. 雷火豊 勇あり 謙譲なり 心して 戒めつつ
  56. 火山旅 道が揺らぎ 変転す 舞を鎮め 忍びつつ  
  57. 巽為風 定め定め 添い されど燃ゆる 憤る火あり 
  58. 兌為沢 舞を踏み 相和し 力生まれ 忘るるな道 
  59. 風水渙 悩まし道 激しければ 新しき道あり
  60. 水沢節 悩む故 至誠のこころに ゆく道あり
  61. 風沢中孚 この地で 厳かに 心尽くし 舞え ゆく道は絶えず
  62. 雷山小過 山が揺れ、されど行いは 絶やすことなく
  63. 水火既済 潔く 終わりなく 始まりを見よ されば交し よって創造 
  64. 火水未済 たどり着き ゆえに転生す 新しき 山野初め 華やぐ息吹よ

©️2019さわみしん

投稿者:

さわみしん

ボルネオ島の出入り口、ブルネイにいます。世界最古の生態系を誇る熱帯雨林を背に、前に南シナ海が開けています。ここはアジア・モンゴロイド圏のほぼ中央に位置し、古くより四方との交易の要所の役割を果たしてきました。 そして多くの民族や文化の交わりが幾多の波乱の歴史を産み、今もその躍動は継続しています。 南方にはスンダ列島、そしてはるか東方には台湾や日本が臨まれます。 

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